あなたに贈る物語



「自分はあなたの記憶からもういないのでは?」



「もう忘れられているのでは?」



「"ここ"の存在も忘れているのでは?」






不安な考えが浮かぶのは
昔から、変わらない
自分の嫌いな点です。



こんな臆病だから
自分は、このような形でしか
あなたに「ただいま」を伝えられません。






本当は
直接、あなたに言いたかった。

あなたの「おかえり」が
凄く、凄く聞きたかった。




そして
この約5か月間

自分が
どのように過ごしてきたか


あなたに
教えたかった




< 4 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop