Secret レイシ―
彼女に出会ってからは幸せだった。
毎日が楽しく輝いていた。
彼女のためなら死んでもいい、
本気でそう思った。
私達は毎日のように遊んだ。
そんな毎日だと思っていた。
今日も楽しく遊ぶつもりだった。
そんな時に表れた
黒服の男。
《乃亜っ!逃げて…!!》
銃で射たれ、
横たわる少女
《のっ…ぁ…だぃ…す………き…》
途切れ途切れで必死に伝える、か細い声
《乃亜♪》
あの元気な声は
もう二度と
聞くことはなかった…。
「次の日」は、
来なかった - 。