忘れた恋の記憶。【完】

「なあ苺香…俺のことがなんだっけ?」

「へっ…?」

「さっきの続きだよ」

俺は苺香を抱き締めたまま
あと少しでまた唇が
重なってしまうんでは
ないかというくらいの近くで
苺香を見つめて聞く

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