忘れた恋の記憶。【完】

「裕太はいいよなー兄貴が進学校にかよってるからいつでも勉強教えてもらえて」

裕太の兄は市でも有名な進学校の生徒で
おまけに特待生だ。

一度会ったことあるが優しくて
めちゃめちゃいい人だった。

「なーにいってんだよ俺の実力だ」

「へいへい…あー補習やだ」

机に顔を伏せてると頭を軽く叩かれた。

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