忘れた恋の記憶。【完】
「そう繊細中学のときにクラスの女子が苺香ちゃんにちょっと嫌味言ったんだよ」
嫌味?
「苺香ちゃんおとなしい子だったけどその時からまわりより大人びた事する子でさ休日に化粧してたんだよそしたら同級生がたまたまその苺香ちゃん見てさわざわざ学校で言ったんだわ」
「何って?」
「けばいんだよ化粧とか似合わないしどっかのマセガキ女が」
……なんだそりゃ…
「あきらかに苺香ちゃんに言ってるのにけっして名前言わないんだよなだから苺香ちゃん悔しかったのか静かに泣いちゃってさ」