ようこそ!マル質番外編
「お・兄・様と呼べ!


それが嫌なら椿様と呼ぶんだな?」


「んな・・・!?


死んでも様付けなんてしませんよ!」


「じゃ、シネ。」


成す術もなくもがく月夜と、そんな弟を片手で押さえ込みひたすら嬉しそうな黒椿。


白梅はしばらく口をポカンと開けて・・・


「月夜のにーちゃんか!?


凄いゾ☆」


興奮して走り寄ってきた白梅に気がつき、黒椿は月夜から手を離す。


床に崩れ落ちた月夜は激しく咳込み、涙目で黒椿を睨む上げる。


「餓鬼が凄んだところで痛くも痒くもねぇんだよ!


で、この白チビが今の相棒か?」
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