ようこそ!マル質番外編
黒椿は空いた両手で白梅を抱き上げると、
「お前可愛いなぁ?」と破顔して頬擦りをし始める。
「・・・な、なんか見た目も中身も似てないナ・・・」
ちょっと嫌そうな白梅の肉球をプニプニしながら、黒椿はご満悦である。
「それに酒クサイゾ☆?」
「酒クサイ」の一言で月夜ががばっと顔を上げた。
「そう、それそれ、それですよ!
兄さんが酒をかっくらっては暴れてくれるおかげで、私がどれたけ肩身の狭い思いをしてきたか!!
また酔っ払ってるんですね!?」
しかし何も答えずチラリと月夜に一瞥くれると、彼は意地の悪い笑むを浮かべて白梅にこっそりと耳打ちしたのだった。
「お前可愛いなぁ?」と破顔して頬擦りをし始める。
「・・・な、なんか見た目も中身も似てないナ・・・」
ちょっと嫌そうな白梅の肉球をプニプニしながら、黒椿はご満悦である。
「それに酒クサイゾ☆?」
「酒クサイ」の一言で月夜ががばっと顔を上げた。
「そう、それそれ、それですよ!
兄さんが酒をかっくらっては暴れてくれるおかげで、私がどれたけ肩身の狭い思いをしてきたか!!
また酔っ払ってるんですね!?」
しかし何も答えずチラリと月夜に一瞥くれると、彼は意地の悪い笑むを浮かべて白梅にこっそりと耳打ちしたのだった。