ようこそ!マル質番外編
仕方がないので、白梅はそこに集まっている月夜の仲間を観察することにした。


雛田という大男は月夜とかなり親しいようだ。


小麦色の肌に精悍な顔立ちながら、可笑しな関西弁もどきのせいで変人にしか見えない。


←注:白梅の感想


背丈と同じくらいある淡いブルーのショールだかストールだかを首に巻き、


麻素材のゆったりしたベストのようなものと、白のパンツを履いている。


他のメンバーは3人。


女性が二人と犬が一匹。


その時犬と目が合ったので、白梅はにっ☆と笑いかけてみた。


犬はふん!と鼻を鳴らしそっぽを向いてしまった。
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