ようこそ!マル質番外編
そこからまた思い出話に花が咲き、白梅はこっそり抜け出した。
ヒトビトの足元を摺り抜け花に近づいて行く。
見上げた巨木から一枚の花びらが降って来て、とてもイイ香りがした。
見とれてぼんやりしていると・・・
「こんばんは。あなたも一人?」
愛くるしい声が聞こえて、木の向こう黒猫が顔を出した。
「うん☆俺、白梅。君は?」
「あたしは・・・」
「おう、白ちび!月夜はどうした?」
黒猫が答える前に、その後ろから黒椿がゆらりと現れた。
「月夜のにーちゃん!」
白梅は嬉しくなってとてとて走っていった。
ヒトビトの足元を摺り抜け花に近づいて行く。
見上げた巨木から一枚の花びらが降って来て、とてもイイ香りがした。
見とれてぼんやりしていると・・・
「こんばんは。あなたも一人?」
愛くるしい声が聞こえて、木の向こう黒猫が顔を出した。
「うん☆俺、白梅。君は?」
「あたしは・・・」
「おう、白ちび!月夜はどうした?」
黒猫が答える前に、その後ろから黒椿がゆらりと現れた。
「月夜のにーちゃん!」
白梅は嬉しくなってとてとて走っていった。