ようこそ!マル質番外編
「まぁええか。で、そんなに慌ててどないしたん?」
鯛焼きを旨そうに頬張りながら雛田が首を傾げる。
小さな黒猫の黒蜜は、目の前に横たわる鯛焼きを踏み付けずずぃっと雛田に迫った。
「あ、こ〜ら!食べ物粗末にしたら罰当たるでー」
「鯛焼きなんてどうでもイイですわ!
これこれ!これです!
ほら、黒蜜は雛田さまの日記を大発見なのですわ!」
嬉しそうな黒蜜を前に、雛田は天井を仰いで「あちゃ〜!!」と叫んだ。
「見てもイイですか?」
「お前、『はい、どうぞ!』言うて日記見せる奴おるかいな!?」
しかしキラキラと輝くブルーの瞳とグリーンの瞳に、雛田は『はい、どうぞ!』と言うしかなかったのだった。
鯛焼きを旨そうに頬張りながら雛田が首を傾げる。
小さな黒猫の黒蜜は、目の前に横たわる鯛焼きを踏み付けずずぃっと雛田に迫った。
「あ、こ〜ら!食べ物粗末にしたら罰当たるでー」
「鯛焼きなんてどうでもイイですわ!
これこれ!これです!
ほら、黒蜜は雛田さまの日記を大発見なのですわ!」
嬉しそうな黒蜜を前に、雛田は天井を仰いで「あちゃ〜!!」と叫んだ。
「見てもイイですか?」
「お前、『はい、どうぞ!』言うて日記見せる奴おるかいな!?」
しかしキラキラと輝くブルーの瞳とグリーンの瞳に、雛田は『はい、どうぞ!』と言うしかなかったのだった。