夕日塔の約束
「そうか………だったらいい。お前のやりたい通りにすればいいよ。遠藤の方はオレに任せとけ」
しっかりと答えてくれた直次に頭を下げて、空になった弁当箱をしまった。
「夕穂の弁当、また食いたいなぁーーー…」
呟く様に言ったのに、直次に聞こえたらしい。
「あーーお前、つき合ってた時ちょくちょく野々谷に弁当作って貰ってたよな。一度“私より日希の方が料理上手い!”ってケンカしてなかった?」
ニヤニヤと言われ、弁当箱を危うく落としそうになった。
「直次、なんでその事知ってんだよ!」
オレ言ってないのに、なんでだ!?
しっかりと答えてくれた直次に頭を下げて、空になった弁当箱をしまった。
「夕穂の弁当、また食いたいなぁーーー…」
呟く様に言ったのに、直次に聞こえたらしい。
「あーーお前、つき合ってた時ちょくちょく野々谷に弁当作って貰ってたよな。一度“私より日希の方が料理上手い!”ってケンカしてなかった?」
ニヤニヤと言われ、弁当箱を危うく落としそうになった。
「直次、なんでその事知ってんだよ!」
オレ言ってないのに、なんでだ!?