夕日塔の約束
これでまた夕穂と電話が出来る!と、浮かれていたのだが………


「直次……あまり見ないでくれません?」


直次が超オレを見つめて来るので、顔を引きつらせて頼んだ。


だけど直次の視線はオレに注がれっぱなしで、ついにはため息をつかれる。


な、なんでため息なんかつくんだよ!コイツは!!


「何だよ…言いたい事あんなら言えよお前。気持ち悪い」


頭のいいヤツの考えてる事は、分からねぇな、オイ。


「お前、これ以上やって大丈夫なのか?」


「―――…ハイ?」


だから意味が分からないんですけどっ!?宮迫君!?
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