夕日塔の約束
†第3章† 忌まわしき過去
☆決めかかりの答え☆ 《Side -Yuho-》
屋上で日希と偶然居合わせた日から、3日が流れた。
「おはよう夕穂」
「おはよう……日希」
日希はヨリ戻したい宣言の次の日から、朝私の家の前で、時々だけど私を待ってる。
最初はドアを開ける度にホッとしたり、はたまたビックリしてたりしたけど………今はもう慣れっこ。
今日は3日前に日希にメアドを教えて、昨日の夜の内に『明日迎えに行く』ってメール来てたから、日希がいるのは分かってたんだけどね。
「C組って今日英語ある?」
「んっと…無いよ。明日はあるかな」
極々ありふれた、普通の会話をする私と日希。
「おはよう夕穂」
「おはよう……日希」
日希はヨリ戻したい宣言の次の日から、朝私の家の前で、時々だけど私を待ってる。
最初はドアを開ける度にホッとしたり、はたまたビックリしてたりしたけど………今はもう慣れっこ。
今日は3日前に日希にメアドを教えて、昨日の夜の内に『明日迎えに行く』ってメール来てたから、日希がいるのは分かってたんだけどね。
「C組って今日英語ある?」
「んっと…無いよ。明日はあるかな」
極々ありふれた、普通の会話をする私と日希。