夕日塔の約束
★送られた手紙★ 《Side -Hiki-》
「ハァ………」
学校から帰って来たオレは、ベッドの上でため息をついていた。
どうもこの所、気持ちのバランスがとれないでいるオレ。
夕穂と一緒にいると、嬉しい気分になるにはなるのだが………無性に壊したくなる時があるんだ。
力いっぱい抱きしめて…離したくなくて……キスしたいとまで思う事がある。
もちろんヨリはまだ戻ってはおらず、オレ等は“カレカノ”では無い。
つき合ってるワケでも無いのにキスなんかしてみろ、今まで頑張って来たのが全部ムダになるぞ。
夕穂の泣き顔なんか、もう見たくないハズだろ?オレよ。
学校から帰って来たオレは、ベッドの上でため息をついていた。
どうもこの所、気持ちのバランスがとれないでいるオレ。
夕穂と一緒にいると、嬉しい気分になるにはなるのだが………無性に壊したくなる時があるんだ。
力いっぱい抱きしめて…離したくなくて……キスしたいとまで思う事がある。
もちろんヨリはまだ戻ってはおらず、オレ等は“カレカノ”では無い。
つき合ってるワケでも無いのにキスなんかしてみろ、今まで頑張って来たのが全部ムダになるぞ。
夕穂の泣き顔なんか、もう見たくないハズだろ?オレよ。