夕日塔の約束
最初は短い髪に今よりほんの少ーーしだけ幼い容姿の夕穂が、笑顔でオレに話しかけて来た。
『日ー希!早く帰ろ!』
多分じゃなくてもコレは………1年生の時の夕穂だ。
次は肩より長くなった髪の、今の夕穂が頭に浮かんだ。
同じ様なカワイイ笑顔で、両手を伸ばしてる。
…………?なんで?
『ずっと一緒にいてあげる』
「!??えっ………」
勢い良く上半身だけ起こして、瞬きを繰り返す。
数秒経って冷静さを取り戻すと、カァァァと1人赤面した。
「何だよ今の……情けねぇ……オレ、超カッコ悪いバカじゃん」
『日ー希!早く帰ろ!』
多分じゃなくてもコレは………1年生の時の夕穂だ。
次は肩より長くなった髪の、今の夕穂が頭に浮かんだ。
同じ様なカワイイ笑顔で、両手を伸ばしてる。
…………?なんで?
『ずっと一緒にいてあげる』
「!??えっ………」
勢い良く上半身だけ起こして、瞬きを繰り返す。
数秒経って冷静さを取り戻すと、カァァァと1人赤面した。
「何だよ今の……情けねぇ……オレ、超カッコ悪いバカじゃん」