夕日塔の約束
オレは下河 日希《しもかわ ひき》、高校2年生。
直次とは高校に入ってからのつき合いで、さっきぶつかった女の子……イヤ………
――――“夕穂”の……
「オイ日希。ボケラーーっとしてないで、早く入れよ」
ハッとして周りを見ると、オレのクラスメイトは皆殆ど席に座ってる。
「ア、アレ……?遠藤さんは?」
「ハァ?オレとお前睨みつけてから、教室戻ってったじゃん」
オレが遠藤さんがいつの間にいなくなったのか聞くと、直次が呆れた様に答えた。
「ウワッ…オレ考え事に集中し過ぎて、全く気づかなかったし………」
直次とは高校に入ってからのつき合いで、さっきぶつかった女の子……イヤ………
――――“夕穂”の……
「オイ日希。ボケラーーっとしてないで、早く入れよ」
ハッとして周りを見ると、オレのクラスメイトは皆殆ど席に座ってる。
「ア、アレ……?遠藤さんは?」
「ハァ?オレとお前睨みつけてから、教室戻ってったじゃん」
オレが遠藤さんがいつの間にいなくなったのか聞くと、直次が呆れた様に答えた。
「ウワッ…オレ考え事に集中し過ぎて、全く気づかなかったし………」