夕日塔の約束
「ご、ごめん夕穂………オレ、間違ってた?」
「ううん。間違ってなんか無いよ。確かに私、あのお店のドーナッツ、チョコとストロベリーばっか選んでたし」
「じゃあなんで笑ったんだ?」
「イヤ………日希もまた抹茶味とオレンジ味選んでるのになって……アハハ」
夕穂が笑いながら言った言葉の意味を、よくよく考えてみた。
“また”………?あっ!!
「そうだな。オレもいつも抹茶とオレンジのドーナッツだったよな」
去年も、オレもこの2種類を買うのがお決まりだった。
だから夕穂はおかしくて笑ってた―――…そういう事だ。
「ううん。間違ってなんか無いよ。確かに私、あのお店のドーナッツ、チョコとストロベリーばっか選んでたし」
「じゃあなんで笑ったんだ?」
「イヤ………日希もまた抹茶味とオレンジ味選んでるのになって……アハハ」
夕穂が笑いながら言った言葉の意味を、よくよく考えてみた。
“また”………?あっ!!
「そうだな。オレもいつも抹茶とオレンジのドーナッツだったよな」
去年も、オレもこの2種類を買うのがお決まりだった。
だから夕穂はおかしくて笑ってた―――…そういう事だ。