夕日塔の約束
苦笑いしてたら、またまた思い出した事があった。
いつだか屋上で会った時、夕穂はオレの好きなアーティストを覚えてた。
今だってドーナッツの好み覚えててくれてて……超嬉しいんだけど。
「幸せっていいなぁ~~~~」
遠い目をしながら呟くと、ストロベリードーナッツをパクついていた夕穂が咳き込んだ。
「アンタ何変な事言い出してんのよ?頭おかしくなった?」
あ、頭おかしくって…………ヒドッ!
「なってないから。頼むから夕穂、直次みたいな毒舌人間にはならないでくれよ」
顔を引きつらせ、大マジメに告げる。
いつだか屋上で会った時、夕穂はオレの好きなアーティストを覚えてた。
今だってドーナッツの好み覚えててくれてて……超嬉しいんだけど。
「幸せっていいなぁ~~~~」
遠い目をしながら呟くと、ストロベリードーナッツをパクついていた夕穂が咳き込んだ。
「アンタ何変な事言い出してんのよ?頭おかしくなった?」
あ、頭おかしくって…………ヒドッ!
「なってないから。頼むから夕穂、直次みたいな毒舌人間にはならないでくれよ」
顔を引きつらせ、大マジメに告げる。