夕日塔の約束
衝撃的な事態について行けずに、瞬きすら忘れて泣いてる夕穂を見つめ続けた。
もう1回だけでいい。
後1回だけでも“日希”と呼んで貰えたなら、オレは……!!
「フッ…日希……」
――――神様。
コレはアナタがくれた、“チャンス”なのでしょうか?
1年前、オレが傷つけてしまったあの子を………オレは今度こそ守りたい。
また…傍で笑って欲しいんです。
「ハァ……教室帰ろう」
泣き止んだ夕穂が、こちらに歩んで来る。
前だったら慌てて隠れてたけど、オレはもう後悔したくない………!!
「夕穂……っ!」
もう1回だけでいい。
後1回だけでも“日希”と呼んで貰えたなら、オレは……!!
「フッ…日希……」
――――神様。
コレはアナタがくれた、“チャンス”なのでしょうか?
1年前、オレが傷つけてしまったあの子を………オレは今度こそ守りたい。
また…傍で笑って欲しいんです。
「ハァ……教室帰ろう」
泣き止んだ夕穂が、こちらに歩んで来る。
前だったら慌てて隠れてたけど、オレはもう後悔したくない………!!
「夕穂……っ!」