夕日塔の約束
隣に座る日希は、目を細めてドーナッツを頬張る私を見つめてた。
あの優しい瞳が…私は好きだった。
『夕穂、口の周りに砂糖付いてる』
『え……//////』
恥ずかしがる私を見て日希は、更にフフッと笑う。
波瀾万丈の恋に憧れてるクラスメイトもいたけれど……私は雲みたいにフワフワとゆっくり進む恋の方が良かったの。
ザァッと場面が変わり、私と日希は私服でとある塔の前にいた。
ここら辺で塔なんて、1つしかない。
――夕日塔だ。
『もうすぐ6時になるな……』
日希が夕日塔の時計を見上げながら言った。
あの優しい瞳が…私は好きだった。
『夕穂、口の周りに砂糖付いてる』
『え……//////』
恥ずかしがる私を見て日希は、更にフフッと笑う。
波瀾万丈の恋に憧れてるクラスメイトもいたけれど……私は雲みたいにフワフワとゆっくり進む恋の方が良かったの。
ザァッと場面が変わり、私と日希は私服でとある塔の前にいた。
ここら辺で塔なんて、1つしかない。
――夕日塔だ。
『もうすぐ6時になるな……』
日希が夕日塔の時計を見上げながら言った。