抱きしめたら充電完了!
加奈子ちゃんは季節アイスについてきたオマケのクレープをうれしそうに食べ終わって


俺と加奈子ちゃんは家に帰った


「輝彦、お前また人ん家かってに入ったな」


「おかえりー。いいじゃん幼なじみのよしみだろ?」


……はぁ
俺はテレビをみている輝彦の姿に頭を抱えた


頭の中お花畑のくせになぜか頭がキレる


だから

「お前さ、勝手に入ったなら入ったなりに協力してくれるよな?」


「まぁ、できる限りならな」


「人探ししろ」

胡座をかいて座っていた輝彦は俺を見上げてウィッスと笑った


「情報は?」


「高2の女の子、三井加奈子の父探し」


「……それだけ?」


「うん」


「まじで?」


「うん」


今度は輝彦が頭を抱えた
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