抱きしめたら充電完了!
ドサッと保健室のベッドに下ろして加奈子ちゃんをみた


相川はいなかった


「俊輔、無視してごめんなさい」


「あぁ」


「怒ってる?」


「あぁめちゃくちゃな」

加奈子ちゃんは小さな声でまたごめんなさいと謝った


「相川先生呼んでくる絶対いなくなるなよ!」


「うん……」

加奈子ちゃんをおいていくのは心配だけど、でも相川を呼んでこないと


「相川先生、患者」


「はぁ?輝彦お前かえってよし」


「相川先生、加奈子ちゃんに会わせてくださいよ」


「輝彦お前……」


職員室に入ると輝彦が相川と話をしていた。あー。輝彦が学校に入れたのって


相川のせいか


「加奈子ちゃん保健室」

「あ、早いなアイツ」


「早い?」


相川は何のことを言ってるんだ?


「なんだよ、お前に打ち明けたんだろ?」


「何を?」


バクバクと耳元で心臓がなっている気がする
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