ドキドキ特集~短編~
だからそれをさっちしたのか、人ごみをかきわけてあたしをすぐにバイクに乗せてくれた。




「あれは…まあ…苦しそうだったから…?男だったら当たり前の行動だろ…?」




「そうなのかな…。わかんないけど、ありがとう…。」




「おぅ。」




あたし今気づいた。




この人はヤンキーだけど、すごく優しい人なんだと思う。




あたしたち今は本当の恋人ではない?けど、この人となら笑っていられそう。




いつか…本当の恋人になる日が来るかもしれない…。







そんな気がする。






END


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