闇夜のアゲハ蝶
まずは海緒だ。
海緒はあたしの鳩尾を狙った。
「オラァ!」
あたしはしゃがみ、足をかけ鳩尾に蹴りを入れた。
「ガハッ!」
海緒は倒れこみ、痛みに耐えていた。

次はレイ。
レイはあたしの顔面を狙ってきた。
女の顔面狙うんじゃねーよ!
カチン。
あたしは軽々かわし、
レイの顔面に拳をぶつけた。
バキッ
「っつ!」

あーあ、手に血がついちゃったじゃん。
てかバキッってなったからレイの鼻の骨折れたかな?





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