闇夜のアゲハ蝶
次は、桐だ。
桐はあたしに近づいてきたと
思ったらその長い足で
ヒュッと脇腹に蹴りを入れようとした。
だがあたしにはあたらない。
あたしに技をあてたのは、
そう、あの人、ただひとり───。
そう思い出しながら足をかわし、桐の後ろに回り込み
後ろ蹴りをした。桐はバランスをくずし、
近くにあった机に頭をぶつけ、気絶した。
「おジョーサンなかなかやるなぁ」
その声と共に後ろからヒュッと拳が飛んできた。
あたしはその拳を掴み、背負い投げをした。
ダンッ!見事にうまくいき、咲月は倒れこんだ。
桐はあたしに近づいてきたと
思ったらその長い足で
ヒュッと脇腹に蹴りを入れようとした。
だがあたしにはあたらない。
あたしに技をあてたのは、
そう、あの人、ただひとり───。
そう思い出しながら足をかわし、桐の後ろに回り込み
後ろ蹴りをした。桐はバランスをくずし、
近くにあった机に頭をぶつけ、気絶した。
「おジョーサンなかなかやるなぁ」
その声と共に後ろからヒュッと拳が飛んできた。
あたしはその拳を掴み、背負い投げをした。
ダンッ!見事にうまくいき、咲月は倒れこんだ。