初恋図鑑【完】
自分が言ったことを思い出すと顔から火がでそうだ。
『そ、颯太…』
隣にいる颯太に助けを求めて顔をあげた瞬間…
ちゅっ
!!!
ほっぺたにキスされた。
『おいおい!いきなりラブラブですか〜?どうせなら口にしろっつ〜の!』
ニヤニヤ笑みを浮かべる翔先輩に対し、
真っ赤になって自分のほっぺたをおさえる私。
『ってことで……心は、オレのなんで…絶対手ださないでくださいね?』
私は、もう顔から火が出そうだった。
それを聞いた真理も顔を赤らめている。