あなただけを愛したい
「これが、……航?」
航だと思われる人物を指差しながら、航を見上げる。
「ん、……俺」
写真に写っている航は、テレビや漫画でしか見たことのないような、不良くんな外見をしていた。
髪はリーゼントのような……、ほとんどの髪を後ろに流されたまま固められていて、眉はあるのかないのかわかんないくらいに細くて、煙草を咥えながらヤンキー座りをしている。
それに……
ドラマの世界でしか見たことのない……
特効服?
らしきものを着ている。
ほんとにこういうものが存在するんだ。
「頭やってた」
「頭?」
何のことかわからず、首をかしげる。
「……族をまとめる頭って言えばわかる?」
族……
って……えっ!?
「族っ!?」
目を見開いて、航を見上げる。
航だと思われる人物を指差しながら、航を見上げる。
「ん、……俺」
写真に写っている航は、テレビや漫画でしか見たことのないような、不良くんな外見をしていた。
髪はリーゼントのような……、ほとんどの髪を後ろに流されたまま固められていて、眉はあるのかないのかわかんないくらいに細くて、煙草を咥えながらヤンキー座りをしている。
それに……
ドラマの世界でしか見たことのない……
特効服?
らしきものを着ている。
ほんとにこういうものが存在するんだ。
「頭やってた」
「頭?」
何のことかわからず、首をかしげる。
「……族をまとめる頭って言えばわかる?」
族……
って……えっ!?
「族っ!?」
目を見開いて、航を見上げる。