あなただけを愛したい
「……蓮、そろそろ時間じゃねぇの?」
時間?
「ほんとだ。残念だな、いいもんが見れそうだったのに。なぁ紗羽?」
「ふふ、うん、凄く残念」
二人は楽しそうに話しているけれど……
なんのこと?
「じゃあ、そろそろ行くよ」
そう言って、蓮くんと紗羽さんが立ち上がった。
「えっ、帰るの?」
「ん、これから式場へ行かなきゃならないんだ」
式場?
「結婚式場?」
「そうそう」
そういえばお姉ちゃん達も、休みの度に忙しそうにしてるもんな。
玄関を出る時に、蓮くんは笑みを浮かべながら
「さっきの続き、頑張ってね」
と言い残して、帰っていった。
その時のあたしは、口をパクパクさせて……
真っ赤になっていたに違いない。
時間?
「ほんとだ。残念だな、いいもんが見れそうだったのに。なぁ紗羽?」
「ふふ、うん、凄く残念」
二人は楽しそうに話しているけれど……
なんのこと?
「じゃあ、そろそろ行くよ」
そう言って、蓮くんと紗羽さんが立ち上がった。
「えっ、帰るの?」
「ん、これから式場へ行かなきゃならないんだ」
式場?
「結婚式場?」
「そうそう」
そういえばお姉ちゃん達も、休みの度に忙しそうにしてるもんな。
玄関を出る時に、蓮くんは笑みを浮かべながら
「さっきの続き、頑張ってね」
と言い残して、帰っていった。
その時のあたしは、口をパクパクさせて……
真っ赤になっていたに違いない。