あなただけを愛したい
タイミング
.
「今日は……」
航の部屋のソファーに、二人並んで座りながらまったりしていると、隣から飛んできた声。
でも、そのあとが続かなくて……
思わず航を見上げた。
「何?」
「今日はさ、……泊まっていけんの?」
ドキンッ――…
と、泊まる!?
あたしには……そんな選択肢はなかったんだけど……
言葉に詰まっていると
「泊まってけよ」
ドッキーーン……
さっきよりも遥かに大きな音が、あたしの胸に鳴り響いた。
そのあとは、静かなリビングにあたしの鼓動だけが響き渡っているかのように、大きな音を立てていて……
口を開けば、声と一緒にどきどきも飛び出しそうなくらいに、その音が大きくなっていく。
「今日は……」
航の部屋のソファーに、二人並んで座りながらまったりしていると、隣から飛んできた声。
でも、そのあとが続かなくて……
思わず航を見上げた。
「何?」
「今日はさ、……泊まっていけんの?」
ドキンッ――…
と、泊まる!?
あたしには……そんな選択肢はなかったんだけど……
言葉に詰まっていると
「泊まってけよ」
ドッキーーン……
さっきよりも遥かに大きな音が、あたしの胸に鳴り響いた。
そのあとは、静かなリビングにあたしの鼓動だけが響き渡っているかのように、大きな音を立てていて……
口を開けば、声と一緒にどきどきも飛び出しそうなくらいに、その音が大きくなっていく。