あなただけを愛したい
「有希は、柑那と同じ学部なんだよ」
「えっ、そうなの?」
知り合ったばかりとはいえ、一緒に行動ができる子がいるなんて、凄く嬉しい。
そのまま三人で、入学式が行われる会場に入った。
あたしが通うデザイン科は、女の子が断然多いけど、咲季が通う音楽科は男女半々くらいらしい。
入学式が終わり、帰りは三人で昼食を食べた。
聞いてみると、咲季の彼の光輝くんも、有希ちゃんの彼の潤くんもサッカー部だったらしく……
航もサッカー部の顧問とかやってるし、サッカーの話題で盛り上がった。
「でも、先生と付き合うって凄いねー」
「うん、今でも信じられない。有希ちゃんは付き合ってどれくらいなの?」
「あたしはね、もうすぐ九ヶ月かな。あっ、有希でいいよ」
そう言った有希は、とっても幸せそうな表情で笑ってみせる。
「えっ、そうなの?」
知り合ったばかりとはいえ、一緒に行動ができる子がいるなんて、凄く嬉しい。
そのまま三人で、入学式が行われる会場に入った。
あたしが通うデザイン科は、女の子が断然多いけど、咲季が通う音楽科は男女半々くらいらしい。
入学式が終わり、帰りは三人で昼食を食べた。
聞いてみると、咲季の彼の光輝くんも、有希ちゃんの彼の潤くんもサッカー部だったらしく……
航もサッカー部の顧問とかやってるし、サッカーの話題で盛り上がった。
「でも、先生と付き合うって凄いねー」
「うん、今でも信じられない。有希ちゃんは付き合ってどれくらいなの?」
「あたしはね、もうすぐ九ヶ月かな。あっ、有希でいいよ」
そう言った有希は、とっても幸せそうな表情で笑ってみせる。