愛★ヴォイス
翌月頭――。
『ビリケン!』が連載されている週刊少年ヴァイパー誌上で、アニメ化&主要キャスト発表がされると同時に、ネットの片隅では暴動が発生していた。
“赤道周救済スレ”の乱立である。
というのも、私の嫌な予感が的中し、赤道周以外のキャスティングがほぼ作者の意向通りだったために、期待を裏切られた高橋悠ファンの怒りが、一斉に桐原周也に向けられたのだ。
《あまねたんなんではるきゃん(注:高橋悠)じゃないの??》
《桐原って人の事務所のサンプル聴いたけどクソ下手。最悪。もうビリケンファンやめるわ》
《大好きなあまねたんを汚された……もう生きていけない》
《光穿役のぶっちー、蘇芳役のたっきーと今回緑(注:グリーンズプロダクション)が多いから事務所側が新人ねじ込んできたと思われ》
《だからって周じゃなくてもorz》
《緑はアニメ強いからなー。はるきゃん天井(注:シーリング企画)行っちゃったし》
《咲良先生(注:原作者)可哀想……これが大人の事情(・∀・)》
《天井は何が強いの?》
《ビリケンアニメ化失敗確定www》
《天井はナレーションが強くて有名。最近CMとかではるきゃんの声聴けるのはそのため》
《枕営業乙だろwwwこれ》
《やっと……やっとアニメにはるきゃんが帰ってくると信じてたのに》
《盟友社(注:出版社)に抗議の電話してきたぉ(。・ω・。)》
《その手があったかwwww<抗議の電話》
《つか、キャスティングの決定権は制作側にあるんだから抗議するならスタジオT2C2じゃないの?》
《署名サイト作りました>http://www.amanetansyomei~》
《仕事早えぇぇぇぇ月曜からどんだけヒマ人多いんだよ(藁》
昼前には署名活動が本格化し、ネット上では事務所絡みのバーターキャスティングという説がほぼ定着していた。
関係者絡みで唯一ツイッターのアカウントを公開している原作者の咲良まゆ子先生は沈黙を守っているが、先生の希望通りのキャスティングが実現しなかったことで、同情の声が多く寄せられているようだ。
『ビリケン!』が連載されている週刊少年ヴァイパー誌上で、アニメ化&主要キャスト発表がされると同時に、ネットの片隅では暴動が発生していた。
“赤道周救済スレ”の乱立である。
というのも、私の嫌な予感が的中し、赤道周以外のキャスティングがほぼ作者の意向通りだったために、期待を裏切られた高橋悠ファンの怒りが、一斉に桐原周也に向けられたのだ。
《あまねたんなんではるきゃん(注:高橋悠)じゃないの??》
《桐原って人の事務所のサンプル聴いたけどクソ下手。最悪。もうビリケンファンやめるわ》
《大好きなあまねたんを汚された……もう生きていけない》
《光穿役のぶっちー、蘇芳役のたっきーと今回緑(注:グリーンズプロダクション)が多いから事務所側が新人ねじ込んできたと思われ》
《だからって周じゃなくてもorz》
《緑はアニメ強いからなー。はるきゃん天井(注:シーリング企画)行っちゃったし》
《咲良先生(注:原作者)可哀想……これが大人の事情(・∀・)》
《天井は何が強いの?》
《ビリケンアニメ化失敗確定www》
《天井はナレーションが強くて有名。最近CMとかではるきゃんの声聴けるのはそのため》
《枕営業乙だろwwwこれ》
《やっと……やっとアニメにはるきゃんが帰ってくると信じてたのに》
《盟友社(注:出版社)に抗議の電話してきたぉ(。・ω・。)》
《その手があったかwwww<抗議の電話》
《つか、キャスティングの決定権は制作側にあるんだから抗議するならスタジオT2C2じゃないの?》
《署名サイト作りました>http://www.amanetansyomei~》
《仕事早えぇぇぇぇ月曜からどんだけヒマ人多いんだよ(藁》
昼前には署名活動が本格化し、ネット上では事務所絡みのバーターキャスティングという説がほぼ定着していた。
関係者絡みで唯一ツイッターのアカウントを公開している原作者の咲良まゆ子先生は沈黙を守っているが、先生の希望通りのキャスティングが実現しなかったことで、同情の声が多く寄せられているようだ。