馬鹿者戦争
あ~、もう!!!
『この勘違い野郎供がぁぁぁあ!!!!!』
ヒュッ
ドスッ
私は、殴り掛かってきた男に回し蹴りを食らわす。
バタン
『……』
「「……」」
「「「「「……」」」」」
『あは☆クリンヒットしちゃった☆』
………………ひゅぅう
『……そ、それじゃあ』
「まてや」
「待ってくれる??」
がしりと回し蹴りを食らった男の連れが、私の両肩をそれぞれつかむ。
『………なんでこうなるの――――!!!!!』