もしも運命ならば…
初めて入る高校。
夢って面白い。

てか下駄箱を知らない。
クラスも知らない。


私は昇降口の前に立って
誰かに声をかけられるのを待った。


すると予想通り女の子が
声をかけてきた。


「舞華おはよお。
なんでこんなところで
突っ立ってんの?
教室行こうよ!」


女の子は笑いながら
私に言った。

夢って思い通りにいくんだ。


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