泣き恋心


そして駅に着くと私たちはわかれようとした。
でも写真のことで話すことにした。

「今日撮った写真はプリントアウトしたら渡すから!」
「了解で~す!じゃぁまたな~!」
「バイバーイ!」

そう言って楼栗と叶矢くんは帰って行った。

「じゃぁ俺たちも帰るか!」
「うん!そうだね!私、下で親と待ち合わせしてるから…」
「そっか…じゃぁまた!」
「うん!…またメールするから…」
「おぅ…待ってる…」
「バイバイ…」

私が帰ろうとしたときだった…

「ちえり!」

私は振り返った…その瞬間…

「ちえり…やっぱ…離れたくない…」
「涙梨…私も…だけど今日は一日中一緒だったでしょ?」
「そうだけど…」
「それにメールだってあるんだから…ね?」
「そうだね…わかった!今日は楽しかったな…また行こうな」
「うん!私も修学旅行の倍楽しかった!私もまた行きたいから行こうね!3人で今度は」
「ㇷㇷ…そうだな!気ぃつけてな?」
「うん…涙梨も!」
「バイバイ!」
「おぅ!バイバイ!」

私たちはわかれを惜しみながらもわかれた。
楽しかったディズニーランド旅行はあっという間に終わってしまった。
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