泣き恋心


そして学園祭当日。
私たちのクラスはかなり盛り上がっている。
お客さんも来てにぎやかで…。
あっ!紅が誰かと話してる。しかも女の子。
かな所かな…?今となっては紅に彼女がいようと何も思わない。
私には叶矢がいるから…。
ちょっとからかってみるか!

「紅~!」
「なんだよ!ニヤニヤして気持ちわりー。」
「気持ち悪いって何よ!ってか今の彼女?」
「///そうだよ。何?妬いてくれたわけ?ニヤニヤ」
「んなわけないでしょ!へぇ~いつできたのよぉー!」
「つい最近…可愛いだろ?」
「うん!二人で回ってきたらどう?」
「え!?いいのか?ありがと!じゃ、行ってくるよ」

そして紅は彼女と回りに行った。
紅が幸せそうに笑っている。
あなたが幸せであり続けますように。

「おーい。すみませーん!入ってもいいですか~」

やばっ!お客さんだ!

「いらっしゃいませご主人さ…ま…」
「可愛い…楼栗…似合ってるよ?///」
「バカ…あんまり見ないでよ…照れるではないか!」
「ㇷㇷッ!あとどれくらいで終わる?終わるまで待ってるけど…」
「あっ!えっとあと10分で交代だから…あの席で待ってて!」
「わかった!」
「じゃぁ案内します!」
「お願いね!可愛いメイドちゃん!」
「もーぅ!からかわないで!」

私は叶矢を案内し、私は仕事に戻った。
そして10分後…

「じゃぁ楼栗!上がって彼氏と回っておいで!」
「うん!ありがとう!ってかまだ彼氏じゃないし…///」
「え~?そうなのぉ~?じゃぁ今日頑張ってね♥」
「頑張る!!ありがとー!」

「そして私は急いで着替えて叶矢のところに…

「お待たせ!」
「おっ!じゃぁ…行きますか…?」
「うん!」

私と叶矢は手をつなぎ、屋台や軽音部のライブを聴いたり…
そして叶矢のクラスのお化け屋敷に入った。

「お!叶矢~彼女かぁ~?」
「まだ違うし!俺のだから手ぇ出すなよ?」
「わかってるよ!よし!じゃぁ行って来い!」
「おう!楼栗!行こっか!」
「うん!」

叶矢たちの作ったお化け屋敷…すごい迫力が…

「グワー!!」「キャァ!」
私は急にとなりから飛び出してきたものにビックリして叶矢に…

「おっと…大丈夫か?」
「えっ…あ、うん。大丈夫///」
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