泣き恋心

「なーんだ！てっきりそうなのかと！で、今日は楼栗来てないの？」
「今日は叶矢くんとデートだって！」
「へぇ～うらやましい♥叶矢先輩も涙梨先輩もイケメンだよね！二人がうらやましいって！」

優利は１人できゃーきゃー言っている。

「そう？まぁ涙梨は私のだからとらないでよね？」
「わかってるって！あ！そうだ！ちょっと相談のってもらえるかな？」

なんだろ…。
けど気になるし、悩みかもだし。

「ん。いいよ！」
「よかったぁ！私ね…実はなんだけど…」

ん？実はなんだけど…何？

「ん？何？」

優利は顔を赤くして

「実は…水口くんが好きなんだ！」

…えー！？ってさっき告白してきたし…。
でも断ったし、いいよね？

「そーなの？アイツのどこがいいわけ？」

気になる！
だってアイツしつこいし…うるさいし…。

「…優しいの…気を使ってくれて…///」

優利はまたまた赤くなった。
可愛いなぁ…。
ってかアイツって優しいのか！？
へぇ～意外だわ！

「ふーん。告白市内の？」
「…う～ん。好きな人いるっぽいし…」

ま、まさかバレてる！？

「その好きな人って誰なのか、わ、わからないの？」
「噂は聞いたことある。ちえりだって…」
「え！？噂まで流れてたの！？知らなかった…」
「でも、ちえりは涙梨先輩一筋って知ってるからさ！告白は…もう少し待ってみる！」
「…そっか！するときは頑張ってね！いつでも相談のるから！」
「うん！
ありがと！ちえり！」

そして私たちは楽しく過ごした。
あっ！そろそろ帰らなきゃ！

「あっ私、もう帰るね！今日は楽しかった！皆ありがと！じゃいい年を迎えてねー！ぁーね！」

そして私は帰ろうとした。
その時

「ちっと待って！」

は？何？