泣き恋心
「俺のだってアイツに言ってくる!」
「え!?待って!私も行く!」
そして下に降りた。
「あっ!栄ざ…」
「おまえなぁ…俺のちえりに手ぇ出すなよぉー」
「…俺は栄崎が好きです。入学した時からずっと」
「ふーん。でもさ、今、俺と付き合ってんの。わかる?これから先もコイツを話すつもりはねぇーんだよ」
「…でもあきらめません」
しつこいなぁ…私は涙梨だけだって言ったじゃん…。
そんな時
「なめんなよ!しつこいぞ!」
バキッ
え?
「…いってぇ~」
「こりねぇな。口で言ってもダメみたいだし、手ぇ出させてもらったよ」
強いなぁ~かっこいい♥(え!?そこ!?)
惚れ直すわぁ~!
「初恋ですもん。あきらめられるわけないでしょ!」
「ッチ。まだ言うか!俺もちえりが初恋だって!」
えっ?そうだったの?ゥㇷ♥
そして涙梨が水口を殴ろうとした瞬間だった。
「待ってください!」
え?優利?
「「「え!?」」」
三人一緒に声がハモった。
「有間…何で…」
「ここで言うのもなんだけど…私、水口くんが好きだよ」
ここで告ったちゃう~?
「ねぇとりあえず私たち邪魔みたいだから家入ろう?」
「…見守っとこーよ…」
は?なんで…
「なんで…?」
「なんとなく…気になるじゃん!」
仕方ないか…てか変なとこで興味持つよなぁ…。