泣き恋心
初めての…
楼栗side
12月28日。
今日はちえりと遊ぶ日だ。
只今ちえりとカフェでおしゃべり中~。
「クラスのクリスマスパーティーどうだった?水口に何かされたりしなかった??」
「楽しかったよ!水口?告白されたし、ストーカーみたいなのにもあった…けどね…」
それからその日からのことを聞いた。
涙梨が水口を殴ったこと。
優利が水口をかばったこと。
水口と優利が付き合い始めたこと。
聞いたとこにはびっくりした。
「優利と水口がねぇ~。ビックリだわ!」
「だよねぇ~私もビックリしたし!しかもね?涙梨ったら感動して泣いてたんだから!私はそっちにビックリしたわ!」
そんな他愛無い話をしながら二人で笑いあった。
優利に失礼か…。
ごめん…優利…。
「そういえばお正月どうする?4人で初詣行こうよ!」
「いいかも!叶矢に聞いてみるね!」
20XX/12/28 14:32
TO.叶矢
Sub.お正月
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お正月なんだけど、
ちえりと4人で初詣行こうって話に
なってるんだけど、
行かない?
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送信っと!
「私も涙梨に聞いてみる!でも涙梨、朝弱いの…」
「ははは。叶矢もだよ!私が起こさないと起きないの!」
「涙梨もだよぉ!私の声じゃないと起きない。」
「男二人ってすごいよねぇ~!」
バカな話をしてたら
ブーブーブー…。
20XX/12/28 14:36
From.叶矢
Sub.
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いいよ!でも俺が朝弱いの知ってん
でしょ?
前日、俺ん家泊まりなよ!
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え~!?泊まり~?