泣き恋心


「涙梨から返事来たんだけどさぁ、いいって!でも…朝弱いの知ってるからって前日に泊まりに来てって…」
「はは。それ叶矢も同じこと言ってきた!どうしよっか…。」
「ん~私は泊まるって返事した!ずっと涙梨といられるし!」

そっか…泊まればずっと叶矢といられるんだ…。
じゃぁ私も泊まるか!

20XX/12/28 14:39
TO.叶矢
Sub.
――――――――――――――――――――――――――――
泊まる!
ずっと叶矢といれるし! 
――――――――――――――――――――――――――――
送信。
ってか…

「私とちえりもだけどさ、叶矢と涙梨って同じことするよね!」
「確かに!笑っちゃうよね!」
「はやく明々後日にならないかなぁ~」
「そうだよね~。泊まりなんて初めてだよ!」
「私も~」

そんな他愛無い話をして家に帰った。

*******************

泊まりか…何持って行こうかなぁ~。
悩む。
うーん。
考えてたらいつの間にか寝てしまっていた。

早いこと31日。
今日は叶矢の家に泊まりに行く日だ。

「じゃぁいってきまーす!

私は元気よく家を出た。だってすごく楽しみだったから。
ピンポーン…

「はーい!」
「おはよう叶矢!」
「ん!おはよ!入れよ。」
「お邪魔しまーす」

私は叶矢に言われた通りに家に入った。

「うわぁー…やっぱり広いね…」
「まぁ2回目だもんな。でもこの前は4人だったけど今日は…2人っきりだな」

私は叶矢を見た。
lyぷ屋はちょっといたずらっ子のような顔をしていた。
私はすごくドキッとしてしまった。
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