泣き恋心
中庭に近づくと声が聞こえてきた。
「ちえり先輩と別れて下さい。」
「は?何言ってんだよ」
「俺はちえり先輩が好きです。だから別れて下さい」
「いや…バカでしょ?別れてくれなんて…それにちえりはお前じゃなくて俺を選ぶと思うけど…?」
「そうだとしても先輩と別れてくれたら俺の方を振り向くと思います。」
「ハァ…ったく」
「私は!」
「ちえり…!」
「ちえり先輩!」
「私は!優の弟ととか嘘をついて、こんなみんなの前で別れろとかなんて言う人とは付き合いません!私が好きなのは涙梨だけだから」
ちえりは大声で思いの丈を言った。
「あっ///」
私は皆がちえりに注目しているなかでよくやったとつぶやいていた。
涙梨はちえりを抱きしめ、
「全校生徒の皆さん!及び先生方!俺たち長野涙梨と栄崎ちえりは付き合っています!そして、卒業したら結婚します!」
「ちょっ…涙梨…////」
それを聞いていた皆は拍手をした。
はやし立てる人や、おめでとうと言う人たちもいた。
「これでちえりも俺も浮気出来ないな!」
「うんそうだね!」
ちえりは堺くんをみた。
「先輩たち…お似合いですね…やっぱり諦めます。ちえり先輩…ごめんなさい。ナメた真似して…本当にごめんなさい」
「もういいよ。謝るならいい恋しなさい!君のいいところは、素直な所と笑顔だから…それを使っていい恋をしなさい!先輩命令だからね!」
「はっ!はいっ!ありがとうございます!皆さんお騒がせしました。」
そう言って堺くんは帰っていった。
「ちえり…なにいってきたの?」
「まぁ…先輩命令!とにかく戻ろ!」
涙梨は納得してなかったが笑って帰っていった。
「楼栗!私は解決したから、次は楼栗の番だよ!」
そっか…まだカナタくんが残ってた。
「うんなんとかしなきゃ…」
「頑張れ!絶対解決するから!」
「うん…はぁ…やだなぁ…」
「まぁまぁ…大丈夫だって」
「だといいけど」
「気にしちゃだめ!」
ホントに大丈夫だろうか…
その時…
「宮田―!体育館でお前の名前を叫んでいる奴がいるぞ!どうにかしてくれよ!うっせんだよアイツ!」
まさか…私とちえりは体育館に急いで向かった。
「ちえり先輩と別れて下さい。」
「は?何言ってんだよ」
「俺はちえり先輩が好きです。だから別れて下さい」
「いや…バカでしょ?別れてくれなんて…それにちえりはお前じゃなくて俺を選ぶと思うけど…?」
「そうだとしても先輩と別れてくれたら俺の方を振り向くと思います。」
「ハァ…ったく」
「私は!」
「ちえり…!」
「ちえり先輩!」
「私は!優の弟ととか嘘をついて、こんなみんなの前で別れろとかなんて言う人とは付き合いません!私が好きなのは涙梨だけだから」
ちえりは大声で思いの丈を言った。
「あっ///」
私は皆がちえりに注目しているなかでよくやったとつぶやいていた。
涙梨はちえりを抱きしめ、
「全校生徒の皆さん!及び先生方!俺たち長野涙梨と栄崎ちえりは付き合っています!そして、卒業したら結婚します!」
「ちょっ…涙梨…////」
それを聞いていた皆は拍手をした。
はやし立てる人や、おめでとうと言う人たちもいた。
「これでちえりも俺も浮気出来ないな!」
「うんそうだね!」
ちえりは堺くんをみた。
「先輩たち…お似合いですね…やっぱり諦めます。ちえり先輩…ごめんなさい。ナメた真似して…本当にごめんなさい」
「もういいよ。謝るならいい恋しなさい!君のいいところは、素直な所と笑顔だから…それを使っていい恋をしなさい!先輩命令だからね!」
「はっ!はいっ!ありがとうございます!皆さんお騒がせしました。」
そう言って堺くんは帰っていった。
「ちえり…なにいってきたの?」
「まぁ…先輩命令!とにかく戻ろ!」
涙梨は納得してなかったが笑って帰っていった。
「楼栗!私は解決したから、次は楼栗の番だよ!」
そっか…まだカナタくんが残ってた。
「うんなんとかしなきゃ…」
「頑張れ!絶対解決するから!」
「うん…はぁ…やだなぁ…」
「まぁまぁ…大丈夫だって」
「だといいけど」
「気にしちゃだめ!」
ホントに大丈夫だろうか…
その時…
「宮田―!体育館でお前の名前を叫んでいる奴がいるぞ!どうにかしてくれよ!うっせんだよアイツ!」
まさか…私とちえりは体育館に急いで向かった。