泣き恋心


「そっか…。まぁ別にいいけど♪じゃぁ…部屋行こうか!」
「うん!」

叶矢と部屋まで手をつないだ。
この部屋に来るのは私は3回目になるのかな…。
でもドキドキが半端ない。

「じゃぁ荷物はまたソファーの上に置いとくね!」
「おぅ!わかった!」
「あっ…そういえば今日ご飯…家にあるの使ってもいい?」
「うん…いいけど買い物行かなくていいんだな?」
「うん!大丈夫!私、余りものでご飯作るから!」
「そっかー!さすがですね!お姫様♪」
「お姫様って…//やめてよ…。じゃぁ夜になったら作るね!」
「りょーかい!それまでマリオしよーぜ!」

私たちはマリオを始めた。
キノコに叶矢は苦戦していたり、死んでばっかりで1日マリオ50体も死なせてしまっていた。
なんかちょっとマリオに同情してしまいそうだった。

「ふぅーなんとかクリアしたけど…腹減ったー!!」
「じゃぁお昼にしよっか!」

私たちはカップヌーメンにお湯を入れ、3分後…。

「じゃぁ食べますか!いただきます!」
「うん!やっぱりヌーメンは塩がいいよな!」
「私はノーマルが好き!」
「そうなの?ノーマルも好きだけどやっぱり一番は塩!」
「私だってノーマルが一番好きだもん!」

「まぁ好みはそれぞれだからな!」
「そうだね!はやく食べないとのびちゃうよ!」
「あ!まじだ!はやく食べる!そして次はマリオカートしよーぜ!」
「マリオ好きだねー!叶矢は!」
「面白いし!」

私たちは食べ終わってから、またマリオカートを始めた。
でも何度やっても私が1位で叶矢はピーチ姫に敵わず赤い甲羅をぶつけられるため、4位ばっかりだった。
もしかしたらあのときのピーチの呪いにかかったんじゃないかと心の中で笑った。

「なんでピーチ邪魔するんだよ!ムカつくな!」
「まぁまぁ…あっ!私ご飯作るから抜けるね!」
「おぅ!わかった!」
「じゃぁキッチン借りるね!」
「ほーい!」

そして私はキッチンに行き使えそうな材料だけを出して調理をした。
そして午後6時30分。

「できたよー!叶矢ー!」
「おぅ!できたか!うまそう!」

私は肉じゃがときんぴらごぼう、味噌汁を作った。

「んじゃ!いただきます!うん!うまい!」
「ありがと!ちょっと嬉しいかも!」
「さすがじゃん?もうこれは良い嫁決定!もちろん俺のとこに来るんだろ?」
「え?」
「だーかーらー!俺のとこに来て坂田 楼栗になるんだろ?」
「うん…なるよ?///」
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