泣き恋心
「じゃぁ皆は下のロビーに19:00に集まるように!それまで部屋で待機しとけよ!」
「はーい」
私たちは部屋に行くと、ちえりが真ん中のベッドに飛び乗った。
「はぁー!落ち着く!」
私は右のベッド、優利は左のベッドだ。
「そうだねー!あっそうだ!荷物整理しようよ!」
「そうね!必要なものだけ出しておこうよ!」
「うん!」
私たちは今日使う分のシャツや日用品を出した。
荷物整理が終わってTVをつけて、-キューピー15分サバイバル」を見ていた。
そのTVを見ているともうすぐ19:00になろうとしていた。
「じゃぁそろそろ行きますか!」
「そうだね!」
下に行くと、みんな結構集まっていた。
その中には水口たちもいた。
「麻乱!」
「お!優利!お前らもやっときたか!」
「TV見てたんだもん!」
「生徒のみなさん!この部屋に入って、班テーブルに座ってください!夕食が並んでいますが、全員が座るまで食べないでください!」
「はーい」
「夕食かぁーなんだろ!」
「4日間もホテルのメニュー食べられるんだからいいわよね!」
「だよね!」
私たちは自分たちの班テーブルに行き、全員がそろったのを確認して
「いただきまーす!」
ホテルのご飯はすごくおいしくて…
叶矢と食べたいなぁって一人で考えていた。
ご飯を食べ終わると、部屋に戻り、ちえり、優利、私の順番でお風呂に入ることにした。
もちろん待っている間はTVを見て待機。
そして全員が上がって、恋バナをした。
「最近、麻乱とどうなの?」
「えっ?どうって?」
「ヤるとこまでヤったの?」
「やるとこまでって?たとえば?」
この子鈍感なのね…。
「たとえば…手をつなぐとか…キスとか…」
「めめめっ…めっそうもない!!キ、キキ…キスなんてまだ…」
優利よ…あんたは…わかりやすい…
「本当はしたんじゃないの~?」
「……///」
「答えなさいよー!!したんでしょ?キ・ス!」