泣き恋心


修学旅行2日目…。

私たちは昨日のロビーへ行き、もうご飯を食べていた。

「おはよ!水口たち!」
「おはよ!今日、自由行動だけどさ、どうする?」
「この前言ってたとこでいいよ!叶矢たちにお土産さえ買えれば問題なし!」
「そっか!わかった!」

ご飯を食べ終えると部屋に行き、自由行動の支度をした。
そして再びロビーへ。

「じゃぁ行きますか!」
「ラジャー!」

私たちは水口について行った。
水口と優利は相変わらずのイチャつきで私とちえりは…。
みなさんのご想像にお任せします!
まず、金閣寺へと行き、記念撮影!
それから、お抹茶をいただいたり、歩いてるときに舞子さんを見たりした。
途中で八ッ橋作りができるお店に入り、私たちは作ることにした。
八ッ橋のアンはこしあん、つぶあん、さくら、抹茶があった。
私たち女子はこしあん、さくら、抹茶をチョイス。
水口たちはつぶあんと抹茶をチョイスしていた。
八ッ橋の皮の部分はとても熱く取るのに苦戦したがなんとか手に取り着色料を混ぜ、皮をつくることに成功した。
そして皮にアンをはさみ、なんとか八ッ橋をつくることに成功した。

「ちえりできた?」
「うん!楼栗は?」
「できたよ!」
「これお土産に持って帰れるかな?」
「いやこれはダメだよ!生だし…ちゃんとしたお店でお土産は買わなくちゃ!」
「うん…そうだね!でもうまくできたから叶矢に食べてほしかったなぁ…」
「それ言うなら私もだってば!」

そして私たちは店を出て、お土産屋さんをのぞいてホテルへと帰った。
ホテルに帰るとまた昨日と同じ時間にご飯を食べ、お風呂に入った。
そして2日目の夜。

「さぁ…昨日は私だったから…今日は…ちえり!」
「え?わた…私!?別にいいけど…」
「ちえりはどこまでことは進んでるの?」
「まぁ…水口と違って涙梨は大人だからねぇ~」
「ちょっと!どーゆー意味よ!」
「まぁまぁ…で?続き」
「ちゃんと最後までしたよ…///」
「そうなの?やったのかー!」
「ちなみにどんなシチュエーション?」
「どんなって…ただ…俺のこと好き?って聞いてきたから、好きだよ?って答えたら…後ろからギュッてされて…それで…いい?って聞いてきたの…」

ちえりは赤くなりながらも話してくれた。






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