ぷらっちなむ・パーフェクト
未だに納得がいかずぶつくさ言ってる梅男と富田を強引になだめ、那美は奈津の元へと歩いていく。

「はい、奈津お待たせ」

「え、僕頼んだの、ジンジャエー、、、」

ダン!

那美はその言葉を遮るように、奈津の前にトロピカルカクテルの入ったグラスを強めに置いた。緑色の液体がジンジャーエールと異なるのは明らかだった。

「いいからいいから。飲んでみて」

那美は有無を言わさぬその眼差しでじっと見ている。

「大丈夫。サービスよ」

「そういう問題じゃ。。。」
< 42 / 185 >

この作品をシェア

pagetop