ぷらっちなむ・パーフェクト
「わーっしょい!わーっしょい!」

穏やかな川の水面が、きれいに満月と無数の星を映し出す中5人は外で胴上げを始めた。宙を舞っているのは奈津。

何か嬉しいことや楽しい事があったときの儀式のようなものだ。

「奈津!てめえ!胴上げされる奴は万歳しろ!」梅男に叱咤され、宙を舞いながら両手をあげる奈津。別に好きで宙を舞っているわけではないんだけど。
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