私のペットは俺様美男!!!
「ねー、亜樹。」
「んー、まりあー。」
「シチューってさぁ、具、何だっけ?」
「シチュー?シチュー、亜樹すき!!」
「ん?亜樹シチュー好きなの?ごめんね、このシチューは上の階にいる超絶美形なお兄さんのだからね?」
私はニンジンを切りながら、足下に立ちながらこちらを見上げる亜樹と会話する。
「ニンジンと…トマト?違うな、ナスビ?……あ、ブロッコリー。」
取り敢えず冷蔵庫にある野菜で、シチューに入ってそうな野菜を切っていく。
――――実は私、あまり料理が上手じゃない。
むしろ叶多君の方が上手。
「あ、シチューにゴボウとか入ってたっけ?ジャガイモと……リンゴ?」
取り敢えず、入れてみる。
「ま、良いや。後は煮込むだけだし…、亜樹、お姉ちゃんと遊ぼうか。」
「んー!!」