私のペットは俺様美男!!!
「叶多君ー?クリームシチュー、出来たんだけどー?」
扉を開けると、椅子に腰かける叶多君と―――――
ベッドに腰かける、あの男の人と目があった。
「う、わぁ…。」
めちゃくちゃイケメン。
めちゃくちゃ…めっちゃくっちゃイケメン!!!
何この人芸能人!?
寝顔も相当イケメンだったけど、切れ長の目が只者で無い雰囲気を出していて、心臓が高鳴るのが分かった。
「……お、起きたんですね。」
私は部屋に入って、シチューをのっけたお盆をサイドテーブルに置いた。
「シチューか…………、ん?」
叶多君がシチューを見て、眉を潜めた。
「え、お前…これ…何入れた?」
「ん?あ、ジャガイモと、タマネギと、ブロッコリーと、ナスビとぉ…ゴボウ?と、後は…トマトも入れたかな?あ、パセリ結構入れたよ?」
「だからこんなに緑なのか……。」
え、何か間違った?