私のペットは俺様美男!!!
「お前も、物好きだよな…。」
叶多君が、生温い目で恭介を見る。
「コイツのホットケーキ、中ナマだぞ?」
「………別に良い。腹減ったんだよ。」
「真理亜のクリームシチュー……じゃない、グリーンシチュー食って舌壊れたか?」
叶多君がせらせら笑う。
すっっごい失礼な会話、されてる……。
けど、2人の会話に棘が無い。
叶多君は恭介が嫌いだと思っていたから、少し安心した。
「よし!!じゃあ、ご主人さまが可愛いペットの為に美味しいホットケーキを作ってあげよう!!」
「良いから早くしろ。」
私は遊園地のチケットを机に置いて、キッチンに立った。