モテヤンキーにコクられて
真面目に恋してます
次の日の朝、柴田先輩が家の前で待ってるんじゃないかって思って探したけど、さすがにそれはなかった。


ホッとするような、少し寂しいような微妙な気持ちを抱えたまま、学校へと向かう。






すると。


学校の門の前にヤンキー座りしているグループを発見。


その中に…柴田先輩もいた。


見逃すことのできないほどの、明るい金髪。


嫌でも目に飛び込んでくる。


素知らぬ顔をして通り過ぎようとしたら、呼び止められた。


「おー、待ってたぜ」



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