モテヤンキーにコクられて
「まぁ、怖いっていうんじゃ仕方ないか~。怒らせたら、マジで怖いらしーし。あたしたちは、学校でのいいとこしか見てないもんね~」
気が付けば、いつの間にか違う話題になっていて…。
友達もそのうち自分たちの席に戻って行った。
「美桜、柴田先輩が怖いの?だから嫌がってるんだ…」
サナが心配そうに聞いてくる。
「怖いって…そうじゃないよ。あたし…もう、傷付きたくない。柴田先輩と一緒にいると、怖くなるんだ。また好きになって、あんな風に振られたら…って」
「…そっかー。中学のとき、手がつけらんないほどヘコんでたもんね。ま、あれは山崎のからかい方もひどかったんだけど…」
気が付けば、いつの間にか違う話題になっていて…。
友達もそのうち自分たちの席に戻って行った。
「美桜、柴田先輩が怖いの?だから嫌がってるんだ…」
サナが心配そうに聞いてくる。
「怖いって…そうじゃないよ。あたし…もう、傷付きたくない。柴田先輩と一緒にいると、怖くなるんだ。また好きになって、あんな風に振られたら…って」
「…そっかー。中学のとき、手がつけらんないほどヘコんでたもんね。ま、あれは山崎のからかい方もひどかったんだけど…」